千里の道も一歩から!

新米ジャニオタ(?)な管理人のゆる~い感想ブログです。KinKiとV6が大好き!!

ラヴレース(映画)感想

ãã©ã´ã¬ã¼ã¹ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

あらすじ

厳格なカトリック教徒の家庭で育ったリンダは、バーを経営するチャックと出会い恋に落ち、すぐに結婚するのだった。チャックから様々な性技を仕込まれていったリンダは、たちまち性への魅力に取りつかれていく。しかし、次第にチャックの身勝手で暴力的な本性が露わになっていき、金銭的に困窮した彼は妻であるリンダをポルノ映画に出演させる。チャックから教わった「秘技」により、出演したポルノ映画『ディープ・スロート』は空前の大ヒットを記録する。こうして全米で有名になったリンダだったが、次第に彼女はポルノ業界と夫であるチャックに対して不信感を募らせていく。

(引用-Wikipedia

 

評価

 ストーリー:☆☆☆

 展開の速さ:☆☆☆☆

 前半と後半のギャップ:☆☆☆☆☆

 

感想

 正直エロい映画なのかと思ってわくわくして借りました。

 でも違う、これドキュメンタリーや。DVや性暴力と戦う女の子のドキュメンタリーだった。

 

 前半は割とポップなかんじなんです。

 厳格な両親(特にお母さん)の教育に窮屈さを感じてる21歳の女の子が、ちょい悪オヤジ(?)みたいな年上の男性にナンパされて恋に落ちて、結婚したけど旦那が事業に失敗したから、お金の為にポルノ映画に出ることを決意する!みたいな(文字にすると全然ポップじゃない!?/でもAVに出るきっかけとかでよく見る流れ)

 

 ぶっちゃけ前半から「チャック(※主人公の旦那)嫌な奴だな」とは思ってたんです。

 でもリンダ(※主人公)はニコニコしてるし、最初はポルノ映画ってことも知らずに出演してるんじゃ…って不安になったけど、パーティーとかインタビューとかノリノリで出てるから「あぁ、可愛いけど頭ゆるふわな子なんだ……」と納得したんです。

 うん。破れ鍋に綴じ蓋? 本人たちが良いなら外野がとやかく言うことは無い。と、軽~く流したんです。

 

 と、思ってたら明かされる後半の怒涛の闇パートね!!

 全然リンダゆるふわじゃなかった!! 脅されてた!! 一生懸命笑ってた!!助けてって何度も目が訴えてた!!  そして思ってた以上にチャッククソ野郎!!

 出だしからチャラいし、胡散臭いし、映画のオーディションでリンダとの性行為の映像をスタッフに見せた時点で「うわ、こいつねぇな~……」とは思ってたけど、本当に無いわー……(リアルにドン引く)

 

 尊敬するアイドルV6の長野博さんのお言葉で「物事を偏った情報だけでわかった気になってはいけない。肯定、否定、両方の意見を知った上で、自分の中の点と点を繋げて初めて知識になる」というものがあるんです。

 だから私も調べました! チャック・トレーナーとは何者かと!

 でも全然出てこなかった! 出てくるのは映画のことと、奥さん(リンダ)のこと、そしてリンダと別れた後違うポルノ女優と再婚したことだけ!

 うん……やっぱクソ野郎じゃねぇか!!(※全然偏った意見による感想)

 

 途中でリンダがチャックの目を盗んで実家に電話するシーンがあるんです。

 本当のことは話せないけど、どうにか自分は大丈夫と気丈に振る舞うリンダに、お父さんが「映画を観たよ。でもそこに映ってた子は、私の知ってるかわいい娘ではなかった。私たちは、お前にそんな酷いことをしたのかな……」と複雑な想いを語ります。

 涙ぐむリンダ。チャックが帰ってきたから慌てて電話を切りますけど、そりゃそうだよね~!! 大事に育てた娘がポルノ映画出たら悲しいよね! 職業差別は良くない。どんな仕事も需要と供給があって、誰かの救いや助けになってるとはわかる、わかるけど~~~~! (地団駄を踏みながら)

 しかもリンダは合意じゃない!(ここが一番の問題!)

 でもそれを言えない……恐怖に支配されてるから……(辛い)

 こことお母さんに助けを求めたけど、拒絶されたシーンは胸が痛かった……。

(だからこそ最後世間に真実を訴え、和解出来て本当によかった(´;ω;`))

 

 正直……B級映画だとは思います。

 (もう一回見たいとは全然思わないし、編集? 時間が足りないのか話のつながりがけっこう雑/※個人的な感想です)

 ただ、胸を打つなにかはあった。93分画面から目を離せなかった、最期まで集中して観れた、私にこのブログを書かせる”なにか”はあったんです。

 

 興味のある方は是非レンタルショップへ。

 駄作か良作か。それを判断するのはあなたの心です✨